The Japan Diabetes Society

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守田 美和 先生

守田 美和 先生

(もりた みわ)
― 私らしく ―
2016年3月 掲載
 
守田 美和 先生
 
所属
島根大学医学部内科学講座内科学第一
1日のスケジュール
朝6時半までに起床し、7時過ぎに病院に到着。外来は週に2~3日です。夕方からの会議なども多く帰宅は23時前後になることも多いです。
趣味
手芸。中学生から大学まで続けていたトロンボーンを今年こそは再開したいと思っています。
キャリア
島根医科大学を卒業後、母校や地域の病院で主に一般内科の研修を行い、4年目で母校に戻りました。糖尿病と内分泌を中心に研修を開始し、1年間東京女子医科大学糖尿病センターで研修をさせていただきました。範囲はとても広いですが「糖尿病」という同じ目的に向かっている先生やスタッフが集まる効果を実感する事が出来ました。また、患者さんから教わるということを学びました。その後は再度、母校である島根大学医学部附属病院に戻り、現在は内分泌代謝内科の糖尿病チームの軸として頑張っています。昨年(2015年)はブルーライトアップを任され、「出雲大社」でのイベントを成功させることができました。
世界糖尿病デーに出雲大社をライトアップしました
世界糖尿病デーに出雲大社をライトアップしました
現在感じていること
医師には、色々な役割があるのだという事をとても実感しています。患者さんの診療だけではなく、スタッフ教育、学生指導、研究、地域での活動、島根県では医師不足のため医師支援に関する任務、糖尿病や健康に関する啓発活動などなど。私も多くの方に支えられ色々な事をさせてもらっていますし、やりたい事が沢山あります。そんな中、意見を言い合える、ディスカッションしながら実行できる仲間が身近に沢山いる事に感謝しています。
他人と自分(もしくは他人の仕事と自分の仕事)を比べて不満ばかり感じていた時期もありましたが、今は、集団の中での自分を客観的に評価し、やるべき事・やりたい事の中で優先順位を付け実行する、そして自分の役割を職場でもプライベートでも果たしていくことが、自分にとっても大切だと感じています(難しいのですが)。
メッセージ
私は「女性だから」ではなく、「私だから」を大切にしたいと思っています。ですから、「女性」でひとくくりにされると、違和感を覚える事もあります。今のこの考え方が一種の反発なのか、子供が(まだ)いない事の強がりなのか、分かりませんが、将来の私はどう感じるようになるのか、楽しみです。
私は、私らしく患者さんとスタッフとともに歩んで行きたいなと思っています。

更新:2016年3月17日