九州支部
九州支部長ご挨拶

国立病院機構鹿児島医療センター 院長
西尾 善彦
2025年度より、荒木栄一前支部長の後任として支部長を引き継いだ国立病院機構鹿児島医療センターの西尾善彦です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
糖尿病の臨床は1型、2型ともに大きく変貌を遂げつつあります。1型においてはインスリンポンプや血糖モニターリングシステムの発展により、血糖コントロールレベルが素晴らしく改善しています。iPS細胞を用いたインスリン補充システムも実用化が見えてきています。2型においてもSGLT阻害薬やインクレチン関連薬の登場によって血糖コントロールのみならず、合併症や肥満のコントロールも大きく改善しつつあります。このような進歩は糖尿病を取り巻く環境の変貌も促し、糖尿病学会によるアドボカシー活動やスティグマ対策の一層の促進を迫るものです。今や糖尿病学会の果たす役割は糖尿病の臨床や研究の進展とともに社会活動も加わり、なお一層重要になりつつある状況だと感じています。
さて、日本糖尿病学会九州支部は会員数の規模としては関東甲信越支部、近畿支部に続く三番目の規模ですが、伝統的に糖尿病の臨床と研究では先進的な取り組みを続けてきたと自負しております。2型糖尿病における介入研究の先駆けとなった熊本study,1型糖尿病における自己抗体の解析、肥満症に対する内科、外科的アプローチ、血管合併症への基礎的、臨床的アプローチなど、多くの分野で先進的な発信を続けています。また、九州・沖縄各県における小児サマーキャンプへの助成や若手研究に対する九州支部賞の贈呈などユニークな活動を行い、地方会も2日間に渡り大規模かつ活発に行なうなど、大変高いアクティビティーを維持し続けています。こうした九州支部の素晴らしい伝統を引き継ぎ、さらに発展させるべく活動を続けていきたいと存じます。引き続き、会員皆様の糖尿病学、そして日本糖尿病学会並びに九州支部への活発な貢献を期待しています。
更新:2026年2月10日




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