学会賞/坂口賞
学会賞/坂口賞
2025年度学会賞(ハーゲドーン賞,リリー賞および女性研究者賞)および坂口賞を下記の規定に従って募集しますので、ご応募、ご推薦をお願いします。
応募規定
応募方法/送付先
応募方法
1) 学会賞 (ハーゲドーン賞、リリー賞、女性研究者賞)
2) 坂口賞
送付先
〒112-0002
東京都文京区小石川2-22-2 和順ビル 2階
一般社団法人 日本糖尿病学会
理事長 植木 浩二郎
東京都文京区小石川2-22-2 和順ビル 2階
一般社団法人 日本糖尿病学会
理事長 植木 浩二郎
受賞者一覧
*1: 昭和62年~平成9年まではシオノギ・リリー賞
歴代受賞者はこちら
年度 | 坂口賞 | ハーゲドーン賞 | リリー賞 *1 |
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昭和62 (1987) |
葛谷 信貞 竹田 正次 堀内 光 |
平田 幸正
インスリン自己免疫症候群
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春日 雅人
インスリン受容体の臨床的・基礎的研究
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昭和63 (1988) |
山田 弘三 | 兼子 俊男・矢内原 昇
ヒト・C ―ペプチドのラジオイムノアッセイ法とその臨床応用
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① 南條 輝志男
異常インスリン INSULIN WAKAYAMA に関する研究
② 花房 俊昭
I型糖尿病の発症機序―膵島細胞におけるMHVクラスII抗原の発現とその分析
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平成元 (1989) |
勝木 司馬之助 宮尾 定信 |
七里 元亮
血糖調節機構と治療制御システム―人工膵島の開発―
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鈴来 和男
インスリンの作用機序,特に糖輸送活性化機序に関する研究
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平成2 (1990) |
阿部 正和 小坂 樹徳 |
垂井 清一郎
解糖代謝の律速酵素に関する臨床的ならびに分子生物学的研究
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① 岡 芳知
グルコース・トランスポーターの分子生物学
② 横野 浩一
I型糖尿病の発症機序―NODマウスにおける免疫異常の病因論的解析―
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平成3 (1991) |
山吹 隆寛 橋本 関蔵 |
後藤 由夫
GKラットの開発
|
佐藤 譲
免疫賦活剤によるインスリン依存型糖尿病の発症抑制と作用機序に関する実験的研究
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平成4 (1992) |
後藤 由夫 馬場 茂明 平田 幸正 三村 悟郎 吉沢 国雄 |
堀田 饒・坂本 信夫
Polyol代謝からみた糖尿病性合併症の発症機序の解明と対応―特に糖尿病性網膜症―
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① 三家 登喜夫
インスリン非依存型糖尿病における膵ラ島アミロイド蛋白に関する研究
② 内潟 安子
インスリン自己免疫症候群に関する研究―インスリン自己抗体産生機序の解明
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平成5 (1993) |
阿部 裕 | 岡本 宏
膵β細胞破壊と防止についての岡本モデルとその展開
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① 門脇 孝
糖尿病の成因としてのインスリン受容体異常とグルコキナーゼ異常に関する研究
② 小林 哲郎
インスリン依存型糖尿病のnatural history ― slowly progressive IDDMを中心として
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平成6 (1994) |
中川 昌一 堀野 正治 前沢 秀憲 |
― | ① 山田 研太郎
I型糖尿病における膵島障害機序とその予防に関する研究
② 八木橋 操六
動物モデルを用いた糖尿病性合併症の解析(とくに神経障害を中心として)
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平成7 (1995) |
垂井 清一郎 福田 雅俊 |
金澤 康徳
プロインスリン血症の発見・同定とその病態生理の研究
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① 池上 博司
I型糖尿病発症遺伝子に関する分子遺伝学的研究
② 羽田 勝計
糖尿病性腎症発症機序の解明
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平成8 (1996) |
北川 照男 繁田 幸男 竹田 亮祐 |
仁木 厚・仁木 初美
膵β細胞のグルコース認識機構―ヘキソース・アノマーを用いての研究
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① 荒木 栄一
インスリン作用伝達機構の分子生物学的解析―インスリン受容体およびその基質IRS-1 の機能と発現調節機構の解析―
② 相澤 徹
膵β細胞におけるATP 感受性K+チャネル非依存性のグルコースによるインスリン分泌刺激
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平成9 (1997) |
兼子 俊男 坂本 信夫 |
― | ① 稲垣 暢也
ATP感受性K+チャネルの分子生物学的研究
② 山田 信博
糖尿病における動脈硬化惹起性リポタンパクに関する発生工学的研究
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平成10 (1998) |
北村 信一 長瀧 重信 宮村 敬 |
清野 裕
グルコース代謝によるβ細胞イオンチャネルの制御とその異常
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① 戸辺 一之
インスリン受容体基質ファミリーのインスリン作用における役割
② 山崎 義光
糖尿病性動脈硬化症進展因子の解析
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平成11 (1999) |
井村 裕夫 石渡 和男 河西 浩一 佐々木 英夫 高木 良三郎 |
― | ① 梶本 佳孝
膵β細胞特異的遺伝子の発現制御機構の解析
② 川崎 英二
1型糖尿病の発症予知に関する免疫学的研究
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平成12 (2000) |
赤澤 好温 武部 和夫 野中 共平 |
牧野 進
NODマウスの開発と同モデル動物を用いた1型糖尿病に関する研究
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① 寺内 康夫
発生工学を用いた2型糖尿病発症の分子機構の解析
② 小川 渉
インスリン作用におけるPI3―キナーゼとその下流のエフェクター分子の機能に関する研究
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平成13 (2001) |
桂 英輔 磯貝 庄 大森 安惠 葛谷 健 |
清野 進
分子生物学によるインスリン分泌シグナル伝達研究の展開とその意義
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① 浅野 知一郎
PI3―キナーゼの構造と機能,および糖尿病におけるインスリンシグナル伝達異常に関する研究
② 前川 聡
インスリン抵抗性におけるチロシンホスファターゼの役割
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平成14 (2002) |
七里 元亮 島 健二 |
春日 雅人
インスリンの細胞内情報伝達機構とその異常
|
江藤 一弘
膵β細胞グルコース応答性インスリン分泌におけるNADHシャトル機構の役割と解明
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平成15 (2003) |
赤沼 安夫 中山 秀隆 |
南條 輝志男
遺伝子異常による糖尿病
|
① 下村 伊一郎
インスリン抵抗性症候群における脂肪組織の意義に関する研究
② 岩㟢 直子
MODY遺伝子の変異および臨床像の解析と2型糖尿病の全ゲノム解析による日本人糖尿病遺伝素因の総合解析
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平成16 (2004) |
金澤 康徳 松岡 健平 |
門脇 孝
2型糖尿病の遺伝因子と分子機構
|
① 山田 祐一郎
消化管シグナルによる膵β細胞・脂肪細胞の機能関連とその破綻
② 今川 彰久
劇症1型糖尿病の発見・確立とそれに基づく1型糖尿病の新しい病型分類
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平成17 (2005) |
池田 義雄 梶沼 宏 |
伊藤 千賀子
糖尿病の発症ならびに診断に関する疫学研究
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① 山岸 昌一
糖尿病血管合併症発症,進展の分子機構の解明
② 金藤 秀明
酸化ストレス,JNK 経路を介した糖尿病発症,進展の分子機構の解明
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平成18 (2006) |
羽倉 稜子 | 河盛 隆造
糖のながれにおける肝糖取り込み率制御因子の解明
|
① 山内 敏正
脂肪細胞由来の抗糖尿病・抗動脈硬化ホルモン,アディポネクチンの受容体同定の作用メカニズム・病態生理学的意義の解明
② 三木 隆司
グルコースホメオスターシスにおけるATP 感受性K+チャネルの重要性―遺伝子改変動物による研究―
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平成19 (2007) |
井出 健彦 奥野 巍一 吉川 隆一 豊田 隆謙 堀田 饒 丸山 博 |
― | ① 片桐 秀樹
自律神経系を介した臓器間ネットワークによる糖・エネルギー代謝の協調的調節機構
② 山縣 和也
膵β細胞転写因子によるインスリン分泌制御とその破綻
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平成20 (2008) |
泉 寛治 奥山 牧夫 |
岡 芳知
2型糖尿病の統合的理解に向けた分子機構の解析
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① 窪田 直人
遺伝子改変マウス作製による2型糖尿病の分子メカニズムの解明
② 西川 武志
糖尿病および糖尿病合併症の新規発症機構の解明―ミトコンドリア由来活性酸素の関与―
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平成21 (2009) |
伊藤 千賀子 三木 英司 |
小林 哲郎
Slowly progressive insulin-dependent(type 1)diabetes mellitus(SPIDDM:緩徐進行1型糖尿病)の診断,病態および進展阻止に関する研究
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① 石原 寿光
2型糖尿病発症における膵β細胞障害の分子機構
② 綿田 裕孝
膵β細胞容積調節機構に関する研究
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平成22 (2010) |
佐藤 祐造 | 柏木 厚典
糖尿病性血管障害の発症,進展の予防及びその可逆性をめざした新しい病態の解明とリスク因子の同定
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① 曽根 博仁
日本人糖尿病患者の特徴と病態に関する大規模臨床疫学的研究
② 薄井 勲
2型糖尿病のインスリン抵抗性における炎症の役割
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平成23 (2011) |
柴田 昌雄 田中 剛二 |
加来 浩平
糖尿病の統合的理解を目指した血糖降下薬の基礎的・臨床的研究
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① 藤本 新平
糖尿病における膵β細胞代謝―分泌連関障害の分子機構
② 高橋 倫子
膵島におけるインスリン開口放出機構の可視化解析
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平成24 (2012) |
名和田 新 原納 優 |
田嶼 尚子
小児期発症1型糖尿病の予後に関する国際共同疫学研究
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① 柴崎 忠雄
インスリン分泌におけるcAMPセンサーEpac2Aの機能とその役割の解明
② 松岡 孝昭
糖尿病状態における膵β細胞機能障害の分子機構の解析
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平成25 (2013) |
河盛 隆造 | 羽田 勝計
糖尿病性腎症に関する基礎的・臨床的研究
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① 山田 哲也
臓器間相互作用が司る糖代謝とエネルギー代謝のクロストーク
② 片上 直人
糖尿病大血管症の病態解明と早期診断
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平成26 (2014) |
武田 倬 | 山本 博
糖尿病合併症の成因・病態・克服に関する基礎的研究
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井上 啓
中枢神経による肝機能代謝制御の分子基盤の解明
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平成27 (2015) |
岩本 安彦 河津 捷二 |
武田 純
インスリン分泌不全に関連する体質の分子遺伝学的研究
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① 宮塚 健
糖尿病再生医療に向けた膵β細胞新生・成熟機構の解明
② 横井 伯英
動物モデルをもとにした糖尿病遺伝素因の解明
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平成28 (2016) |
清野 裕 南條 輝志男 松浦 信夫 |
荒木 栄一
糖尿病の成因・病態の分子生物学的解析と新規糖尿病治療法への応用
|
① 金﨑 啓造
内皮細胞 DPP-4 が演じる病理学的意義の解明
② 宇野 健司
メタボリックシンドロームの病態形成における臓器間神経ネットワークの意義の解明
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平成29 (2017) |
牧野 英一 芳野 原 |
―
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① 太田 嗣人
免疫応答制御による糖脂質代謝調節機構の研究
② 河盛 段
糖尿病におけるインスリン・グルカゴン分泌障害メカニズムの解明
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平成30 (2018) |
雨宮 伸 陣内 冨男 |
花房 俊昭
遺伝学的・組織学的・免疫学的解析に基づく1型糖尿病の成因・病態に関する研究
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① 御簾 博文
2型糖尿病におけるヘパトカイン分泌異常の病態生理学的意義に関する研究
② 稲垣 毅
ヒストン修飾酵素と核内受容体による糖・脂質代謝制御機構の解明
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平成31 令和元 (2019) |
片山 茂裕 | 稲垣 暢也
膵・腸管内分泌機能と糖尿病
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① 岩部 美紀
アディポネクチン受容体を標的とした健康長寿に資する新規糖尿病治療薬の創製に向けた研究
② 久米 真司
細胞内栄養シグナルに着目した糖尿病ならびに糖尿病性腎症の病態解明
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令和2 (2020) |
春日 雅人 田嶼 尚子 |
片桐 秀樹
臓器間神経ネットワークによる個体レベルの代謝調節と糖尿病
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① 松坂 賢
脂肪酸伸長酵素Elovl6によるエネルギー代謝制御機構と糖尿病における病態生理学的意義に関する研究
② 藤坂 志帆
肥満2型糖尿病における脂肪組織M1/M2マクロファージの役割
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令和3 (2021) |
加来 浩平 | 植木 浩二郎
インスリン作用の障害による2型糖尿病の発症機構の分子メカニズム解明とそれに基づく治療法の開発
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① 粟澤 元晴
肝臓を中心とした臓器間クロストークによる代謝制御機構の解明
② 白川 純
ヒトの膵β細胞量増大による糖尿病治療を目指した基礎的研究
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令和4 (2022) |
門脇 孝
清野 進
横野 浩一
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谷澤 幸生
糖尿病におけるβ細胞不全の分子メカニズムに関する研究:From A Rare Disease to the Common Pathway
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① 酒井 真志人
シグナル依存性の転写調節による糖尿病の肝病態の制御機構に関する研究
② 土屋 恭一郎
インスリン作用から紐解く糖尿病合併症の分子機構
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令和5 (2023) |
内潟 安子
佐藤 譲
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池上 博司
1型糖尿病に関する分子遺伝学的研究
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① 阪口 雅司
2型糖尿病とその合併症の病態の分子生物学的解析と新規治療標的の同定
② 笹子 敬洋
糖尿病の併存症の病態解明と合併症の治療法確立に向けた研究
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年度 | 坂口賞 | ハーゲドーン賞 | リリー賞 *1 |
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令和6 (2024) NEW! |
野田 光彦
松葉 育郎
松山 辰男
山田 研太郎
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小川 渉
インスリン抵抗性を軸とした糖尿病研究
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① 髙原 充佳
糖尿病合併症としての末梢動脈疾患の臨床像と病態の解明
② 長尾 元嗣
新規糖尿病モデルマウスの開発による2型糖尿病の病態生理の解明
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歴代受賞者はこちら
年度 | 女性研究者賞 |
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2019 | 浅原 哲子
大規模コホートを基盤とした糖尿病・肥満症における心腎脳合併症の早期評価系と治療戦略の構築に関する研究
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2020 | 今村 美菜子
ヒトゲノム解析研究による2型糖尿病および糖尿病合併症の病因解明と新規治療法探索
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2021 | 中司 敦子
糖尿病合併症におけるバスピンの作用と新たな病態解明
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2022 | 高橋 倫子
生物物理学的手法を用いたインスリン開口放出機構の解明
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2023 | 堀越 桃子
全ゲノム関連解析による出生時体重と2型糖尿病・生活習慣病の遺伝的関連の探索
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年度 | 女性研究者賞 |
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2024 NEW! |
稲田 明理
膵β細胞の分化・成熟・増殖とその制御因子~糖尿病モデルマウスにおけるβ細胞再生誘導の細胞生物学的研究
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更新:2024年11月1日