The Japan Diabetes Society

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中部支部

中部支部長ご挨拶

神谷 英紀
愛知医科大学医学部内科学講座
糖尿病内科 教授
神谷 英紀

平素より、日本糖尿病学会中部支部の活動にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。中部支部の歴史を振り返るとともに、現在の概況をご紹介してご挨拶にかえたいと存じます。

日本糖尿病学会中部支部は昭和49年に発足し、日本糖尿病学会が昭和34年に設立された際に初代会長勝沼精蔵先生(名古屋大学医学部内科教授)を支えられた山田弘三先生(名古屋大学医学部第三内科教授)が初代支部長に就任されました。第二代支部長には坂本信夫先生(名古屋大学医学部第三内科教授)が昭和63年に就任され、竹田亮佑先生(金沢大学医学部第二内科教授)と力を合わせられ、中部支部の発展に多大な貢献をなされました。第三代支部長として堀田 饒先生(名古屋大学医学部第三内科教授、現中部ろうさい病院名誉院長)が平成12年に就任され、小林 正先生(富山医科薬科大学第一内科教授)と連携・協力され、支部を円滑に運営されてきました。平成23年からは、中村二郎先生(愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科教授、現愛知医科大学医学部先進糖尿病治療学寄附講座教授)が第四代支部長を務められ、小泉順二先生(金沢大学附属病院総合診療内科)、 故古家大祐先生(金沢医科大学糖尿病・内分泌内科学教授)、戸邉一之先生(富山大学医学部第一内科教授)および篁俊成先生(金沢大学大学院医学系研究科内分泌・代謝内科学教授)と協力を保ち、支部の更なる発展に貢献されました。そして令和5年9月からは、神谷英紀(愛知医科大学医学部内科学講座糖尿病内科教授)が支部長を拝命しました。歴代支部長の足下にも及ばぬ浅学非才ではございますが、支部の発展に全力を尽くしてまいりたいと存じます。

日本糖尿病学会中部支部は、東海地区(愛知、岐阜、静岡、三重)と北陸地区(石川、富山、福井)の7県から構成され、令和6年1月現在の会員数は2,146名であり、日本糖尿病学会の会員数増加とほぼ同様のペースで増加してきました。支部内の糖尿病専門医数、糖尿病専門医認定教育施設数ならびに糖尿病療養指導士数もほぼ全国平均のレベルで推移してきております。歴代の支部長ならびに学術評議員各位のご尽力により、これまで中部支部は非常に纏まり良く運営されてきました。日本糖尿病学会における各種委員会委員をはじめとする様々な役割をお願いする際にも快くお引き受けいただき、各県均等にご担当いただいております。

中部支部ホームページにあります「中部から世界へ」の実現に向けて、臨床と研究の両面に亘って若手の人材育成に努めるとともに、広く一般市民に対して糖尿病の啓発活動を行うことも支部に課せられた使命と考えられます。会員の皆様には、支部活動にご理解を賜わり、多くの方が支部の諸活動に積極的にご参加いただき、支部の発展に寄与いただければ幸いに存じます。

最後になりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

更新:2024年1月24日