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関東甲信越支部

関東甲信越支部長ご挨拶

綿田 裕孝
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順天堂大学大学院 代謝内分泌内科学 教授
綿田 裕孝

 最近の糖尿病治療の進歩は目を見張るものがあります。特に、新規作用を有する薬剤の登場と、患者中心の治療の考えかたの普及が治療の進歩に大きく貢献しています。その結果、十数年前と比べて、患者さんのQOLを維持した治療が可能となり、患者さんは受診継続により、より大きくの恩恵を受けるようになっています。

 日本糖尿病学会は、これまで特に、日本人の糖尿病の特徴を考慮しながら、その成因や治療法について研究を行い、その結果を適切に発症予防法、診断基準、治療指針等に反映させてきました。最近では、日本における新規糖尿病発症数は減少してきています。しかし、糖尿病患者の総数は依然増加の一途をたどっています。これは日本の人口構造を反映して糖尿病患者さんが高齢化していることを意味します。糖尿病は血管合併症により、寿命の短縮、QOLの低下をきたす疾患と考えられてきました。これは今でもその通りですが、それに加えて、糖尿病合併による認知症及び癌の発症頻度の増加が臨床上大きな問題となりつつあります。これらの情勢を考えると、糖尿病診療は今、新たな局面を迎えていると考えざるをえません。

 米国における糖尿病患者の死因は主に心血管イベントであるため、糖尿病治療法は主に心血管イベント発症抑制効果により評価されますが、上述した日本の現状を考えると、日本の糖尿病患者の実情に合った治療法を吟味すべきでしょう。さらには日本の各地域の実情にあった治療法を吟味すべきでしょう。

 日本糖尿病学会は全国を7つのブロックに分けて、それぞれに支部を置いていますが、本関東甲信越支部は平成27年時点で、全学会員数17748人のうち6050人と、最も多くの学会員数を抱える支部です。私は平成28年度より宇都宮一典教授の後任として日本糖尿病学会関東甲信越支部長を拝命しました。日本最大の会員数を有する本支部長を務めるということは、私にとりまして身の引き締まる思いです。本支部の運営は本支部の先生方の協力なくしてはできません。本支部の発展のため、精一杯努力致す所存ですので、何卒よろしくご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

 平成28年5月

準備中...

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