The Japan Diabetes Society

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糖尿病診療の向上を目指した日本医療情報学会との連携に関して

糖尿病診療の向上を目指した日本医療情報学会との連携に関して

 

日本糖尿病学会と日本医療情報学会は、これまでも合同シンポジウムなど定期的な共同企画事業(2008年5月21日の日本糖尿病学会定例理事会において承認)を通じて,協力関係を築いて参りました。
この度、本学会の門脇孝理事長と日本医療情報学会の木村通男理事長・会長とが協議のうえ、IT化による糖尿病診療の一層の向上を図ることを目的とし、両学会の更なる連携体制を構築することを両学会に諮ることを合意いたしました。これを受け、本件に関して、本学会では2010年11月28日の定例理事会において、また日本医療情報学会理事会においても検討した結果、以下のような両学会の連携体制が承認されましたので、ご報告いたします。

  1. ITの活用による糖尿病診療・研究の向上のため、日本糖尿病学会と日本医療情報学会が一層連携を強めていくことを確認し、その実効性を高めるため、両学会から委員を選出して、常置合同委員会を設置する。
  2. 上記合同委員会のもとに、両学会からの委員および有識者などからなるタスクフォースを置き、糖尿病の地域連携医療に資する糖尿病診療情報に関するデータセット(診療ミニマムセット:仮称)の策定・標準化を行う。
  3. 診療ミニマムセット(仮称)は、現在地域連携パスとしても広く用いられている「糖尿病連携手帳」(日本糖尿病協会編)の内容など実臨床における実態を十分尊重しまた参考にしながら、科学的妥当性と使いやすさを兼ね備えたものとする。

社団法人 日本糖尿病学会

更新:2010年12月3日

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