The Japan Diabetes Society

JapaneseEnglish
一般の方へ

山本 祐歌 先生

山本 祐歌 先生

(やまもと ゆか)
― 前進あるのみ。 ―
2016年10月 掲載
所属:
名駅東クリニック 院長 / 糖尿病・内分泌 内科
 
山本 祐歌 先生
 
キャリア:
平成 12 年 愛知医科大学卒業、カナダ留学後、愛知医科大学付属病院臨床研修医。
平成 15 年 厚生連海南病院、平成 20 年 名古屋大学糖尿病内分泌内科臨床医員。
平成 22 年 名古屋セントラル病院勤務、平成 26 年 開業。

糖尿病専門医、抗加齢医学会専門医
野菜ソムリエ(ジュニア)
子供:
1人、年少の女の子
1日のスケジュール:

6 時起床、朝食作り、自分の身支度、子供の通園の準備。
7 時 40 分出勤。朝礼を済ませて9時から午前診開始。昼休憩とり、 16 時半頃、診察終了。
17 時半、幼稚園にお迎え、 18 時に帰宅。夕食の準備。子供と夕食。
研究会のある日は夫とバトンタッチして研究会へ。研究会ない日は、子供と入浴。子供と遊んで、 21 時に寝かしつけ。自分も寝てしまうこともありますが、発表など診療以外の仕事があるときは、それから準備、残りの家事を済ませます。

糖尿病を専攻した理由:

祖父母が糖尿病で、合併症で辛い思いをして生活していました。今でも、祖母の視力が低下し、糖尿病と診断され、それから生活が一変して祖母の笑顔が消えたのを記憶しています。そのような姿を見て、内科医として、糖尿病の患者さんのために仕事がしたいと思い、専攻しました。

現在感じていること、困っていること、助かっていること:

医師としてだけではなく母親としての役割も果たすことの大変さを実感しています。

仕事に関しては、開業して間もないのですが、ありがたいことに優秀なスタッフに恵まれ、円滑に診療を進めることができ、とても助けられています。診療以外にも料理教室、ウォーキングのイベントなども企画し患者さんだけではなく、私も楽しみながら仕事をしています。困っているのは、専ら育児でしょうか。現在、3歳の娘がおります。すべてが初めての経験で毎日が戦争のようですが、夫が幼稚園の送り、行事への参加など協力的で感謝しています。突然の病気の時は、実家の母やシッターさんに助けてもらって、乗り切っています。母として十分なことができないことに自己嫌悪に陥ることもありますが、医師としても、母としても、頑張りたいと思います。

山本 祐歌 先生
料理教室の風景
女性医師に伝えたいこと:

ここ数年、女性が活躍できるような社会に変わろうとしています。周囲からの理解、働く環境が整いつつあります。働く女性の先輩方が、さまざまな苦労を乗り越え、変えてきてくださったおかげだと思います。医師の世界も同様です。今の自分が家庭と両立して働けるのはそういう先輩の女性医師の先生方のおかげであり、それを理解し、サポートしてくださる男性医師の先生のおかげです。多くの先輩、仲間の助けがあって、仕事ができることに感謝し前向きに仕事をして欲しいと思います。辛いことが重なると、愚痴を言ったり、不満をこぼしたりして、仕事のせいにしてしまうこともあるかと思いますが、常に前を向いて乗り越えてほしいと思いますし、私もそうしなければと思っています。

更新:2016年10月24日