The Japan Diabetes Society

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立川 佳美 先生

立川 佳美 先生

(たつかわ よしみ)
― 多くの方々からのサポートのおかげで、仕事を続けることができました ―
2015年12月 掲載
所属
公益財団法人 放射線影響研究所 臨床研究部
1日のスケジュール
基本的には、朝6時に起床し、朝食の準備などをしています。仕事で夜遅くなることがわかっているときは、夕食の用意もある程度済ませておくようにしています。家族が起床してきたら、朝食を一緒にとり、子どもが学校にでかけた後、自分も出勤します。私が勤めている研究所は広島市内ですが、比治山という小高い丘の上にあります。車で通勤していますが、たまに歩いて通勤すると、日頃の運動不足を自覚します。帰宅後は、19時半を目標に夕食の準備をしています。朝食と夕食はできるだけ、子どもと一緒にとるように心がけています。
糖尿病を専攻した理由
大学の講義で、糖尿病などの内分泌・代謝疾患に興味を持ったからです。
子ども
高校1年と小学4年の2人の男の子がいます。上の息子は、県外の高校に行き、寮で生活しています。
キャリア
広島大学を卒業し、2年間広島大学病院で研修後、関連病院に勤務しました。その時の上司から、糖尿病医は様々な疾患を経験しておいた方がよいと言っていただき、糖尿病だけでなく、多くの内科疾患を経験・勉強させていただきました。これは、今でも貴重な経験であったと思っています。約10年前から現在の研究所に勤務することとなり、健診・研究業務を行っています。
現在感じていること
子どもが小さかった頃は睡眠時間も少なく、自分に余裕のない日々を送っていました。今、考えるともう少し楽しんで子育てができればよかったかなとか、自分の要領がもっと良ければ、子どもと一緒の時間がもう少し多くつくれたのかなとも思っています。でも、これは子どもがある程度大きくなり、自分に少し余裕が出てきた現在だからこそ、感じているのだと思います。色々反省することはあるのですが、後ろ向きの反省ではなく、前向きに反省し、毎日を過ごしていきたいと思います。
メッセージ
家事と子育て、仕事で大変な時期もありましたが、ずっと仕事を続けてきてよかったと思っています。自分一人の力でできることには限界があります。家族はもちろん、職場の理解など多くの方々からのサポートのおかげで、現在まで仕事を続けることができたと思います。以前は、結婚し、子どもができると、仕事を辞める女性医師の先生が多かったのですが、最近は、働く環境もずいぶん改善され、両立される女性医師も増えてきているように思えます。ぜひ、どんな形でも仕事を続けていただけたらよいなと思っています。
 
「職場のある比治山から広島市内を写したものです」:立川 佳美 先生
「職場のある比治山から広島市内を写したものです」

更新:2015年12月17日